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父のこと

父が55歳の時私を産まれました。
初めての子供です。
世間では孫ですよね。
私が産まれた事が奇跡ですよね。


私が14歳の時父は入院した。
レントゲンに肺が全く映らない程の重症の肺炎。
医師からは助からないと宣告された。
その時母は大好きなタバコを辞めた。
母は大好きな『たばこ』を神様にお供えした。


父は奇跡的な回復で退院した。


私は18歳から24歳迄家を離れていた。
その時期は一度も入院はしなかったけど。


それ以外の時期は、何度も入院があり生命の危機も何度もあった。


全て奇跡的な回復をして乗り越えて来た。


平成6年7月
体調不良で入院した。


その時は今迄で一番軽度での入院のつもりでした。


意識がシッカリしていて普段と変わりない会話をしていた。


まるで病人とは思えないほど。


でも看護師さん曰く、検査数値が悪いので泊まるように言われた。


夕方看護師さんが尿バルーンを持って来られた。


オシッコの管入れます。と言われ。


本人を尿意解るので
私が泊まるから溲瓶で取りますから。
大丈夫ですと言った。


尿バルーンは入れなかった。


朝方
『かあちゃんオシッコ』


それが最後の言葉でした。
最初の入院から13年後の事でした。


入院時間24時間に満たない最後でした。


オシッコは体力が必要です。
尿バルーンを入れていたら心臓に大きな負担をかけないから。。
まだ生きていたかも?
とその時は後悔しました。


でも。。。
父は天寿をまっとうしたと思えるようになった。


だって何度も奇跡が起きた。


奇跡は神様が起こす事なら。


死も神様の起こす事。


人は産まれ必ず死を迎える。


人の生死
(生まれる事も死ぬ事も)
神様からすれば最初から決まっている事。


運命のなのです。


だから後悔しないで。
父の死を素直に受けとめる事にしました。
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プロフィール

たか♂

Author:たか♂
2008年12月23日迄約2年間胃婁を題材の中心にブログを書いていました。
2年間の記録は私の宝物になりました。
母は亡くなりましたが生きていた証として暫く続ける事に致しました。
※記事に載せてる事を試される場合、必ず医師に相談をして下さい。

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