fc2ブログ

経管栄養と厚生労働省

多くの自治体では、特別養護老人ホームの待機者に優先順位をつけて対応しています。しかし、施設側からは「人手が足りず、受け入れられない」という悲鳴が上がります。中には、「介護度が重い人は断っている」という自治体も。優先順位はつけたものの、それが機能しないのが現状のようです。(永栄朋子)

 「待ってもらっても、無駄というか…。うちでは胃ろうの方は最初からお断りして、特養の待機者リストには載せません」

 首都圏のある自治体。介護施設サービスの担当者によると、この自治体では、経管栄養の人の入所申し込みは受け付けていない。最近、特に増えているのが、胃にチューブを差し込み、直接、栄養補給をする「胃ろう」の人だ。

 脳卒中の後遺症などで、口から食べられなくなった人が受ける処置だから、胃ろうの人の要介護度は一般に高い。

 自宅で暮らしながら特養の入所を望む人も多い。しかし、ほとんどの特養は、夜間に看護師がいないことを理由に、受け入れを制限している。このため、優先順位は高くても、なかなか入所できないのが実情だ。

 この自治体が“さぼっている”わけではない。自治体内の特養で、要介護度4と5の「重度者」が占める割合は、7割超。全国平均の65%よりも高い。担当者は「どこの特養も、今いる重度者の対応で手いっぱい。『これ以上の引き受けは無理』と断ってきます」と説明する。


 【ゆうゆうLife】介護 特養に入れない!(下)優先順位の機能不全
2007年10月3日 産経新聞のニュースから引用



前にも言ったけど、看護士さんしか胃ろうの注入が出来ない事が問題です。


先日研修に行った療養型病棟も国の方針で廃止が決まっています。

そこの療養型利用者の1/3が経管栄養です。

引きうけてが無い状態で廃止をする。
いったい何も考えているのだろうか?


最近の発表で国の無駄ずかいを調べたら一番無駄ずかいを指摘されたのは

厚生労働省だったような気がします。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
いらっしゃいませ
プロフィール

たか♂

Author:たか♂
2008年12月23日迄約2年間胃婁を題材の中心にブログを書いていました。
2年間の記録は私の宝物になりました。
母は亡くなりましたが生きていた証として暫く続ける事に致しました。
※記事に載せてる事を試される場合、必ず医師に相談をして下さい。

ブログ内検索
カテゴリー
最近の記事
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

只今訪問者
現在の閲覧者数:
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック