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レビー小体型認知症

9月に参加した『認知症を学ぶ会セミナー』
主にレビー小体型認知症勉強して来ました。

レビー小体病とは
この病気は、主として大脳皮質の多数の神経細胞内に「レビー小体」という特殊な変化が現れるもので、レビー小体型認知症、びまん性レビー小体病とも呼ばれています。
パーキンソン病の場合はレビー小体が脳の下の方にある「脳幹」に出るのに対し、レビー小体型認知症の場合は、大脳皮質全体に出現します。
パーキンソン病患者の場合、中脳のドーパミン神経が変性脱落しますが、この部分を顕微鏡で丹念に調べると神経細胞の中に特殊な変化=構造物(封入体)が見えます。
この構造物を発見者の名前をとって「レビー小体」と呼んでいます。レビー小体は、パーキンソン病に特徴的なものと見なされていましたが、最近では、パーキンソン症状のない患者にもみられることがわかってきました。
特に、大脳皮質と呼ばれる部分にレビー小体が多数出現してくるものをレビー小体病と呼んでいます。


レビー小体病の3つの特徴

Ⅰアルツハイマーと似た痴呆症状
•時間と場所の認知障害
•気分、態度の変化
•判断力、分別、見識の減少
•独創力、統率力の欠如
•注意力散漫、記憶の混乱

Ⅱパーキンソン病に似た症状
•筋肉の収縮(ゆっくりとした動作、凍ったような姿勢)
•バランスの悪さ、ひきづるような足取り
•手足の震え
•猫背の姿勢
•嚥下困難、弱々しい声
•気絶、卒倒

Ⅲその他の典型的な症状
•幻覚(幻視、幻聴、等)
•無反応
•無秩序な態度
•錯乱
•睡眠障害、せん妄
•自律神経の機能障害(便秘、血圧の変動、失禁、性的機能障害)
•日内変動が激しい

引用文献
レビー小体病
教えて!認知症の予防(ホクトメディカル株式会社)

もしかしたら
レビー小体型認知症かも?
でも言えない立場。
レビーに対して関心/知識がある人も少ない。
今の私できることは見守ることだけ。
ごめんね。
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tag : レビー小体型認知症

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2008年12月23日迄約2年間胃婁を題材の中心にブログを書いていました。
2年間の記録は私の宝物になりました。
母は亡くなりましたが生きていた証として暫く続ける事に致しました。
※記事に載せてる事を試される場合、必ず医師に相談をして下さい。

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