101歳の方が控えている食品があります。
それは
お米です。
お粥でも誤嚥しやすく
ミキサーにかけたご飯の場合は問題外だそうです。
一般的なトロミは
増粘多糖類系商品です。
簡単に言うと糊のような性質を持っています。
だからかもしれませんけど
トロミも使っていません。
お米も一般的な高齢者向けの調理方法では
糊の性質を持ってしまうため無理なようです。
お米の代用食品として
カロリーメイトやウインダーゼリーや
調理したジャガイモなどで補っているそうです。
この話を知り合いでお母様を介護されている方に話したら
やはりご飯が蒸せるので
主食はパン粥 にしているそうです。
お米が蒸せる可能性があると言う
知識を持った医療従事者はどれだけいるのだろうか?
ちなみに昨年のヘルパー実習(昨年の11月)先では
当たり前のようにご飯をミキサーにかけていました。
最後に一言誤嚥が無い場合は
トロミやお粥やミキサーにかけたご飯は
その人に適した食品であるとも思います。
101歳の方明日退院されます。
口からきちんと食べれるようになりました。
本当におめでとうございます。
一番最初お会いした時はモニターをつけていて
痰絡みも多く危険な状態でした。
数日後モニターが外れたのですが
食事はまだまだ……と言う状態でした。
しばらくして言語療法士の方から食事可能と判断されました。
しかし病院の食事が蒸せるので家族の方が家で作り持参しても良いと言う許可を貰いました。
特別食を用いて家族の方が自宅で介護されている特殊な方法で食事させたら蒸せませんでした。
食事が口から食べれると→急激に元気になり→
→点滴が外れ→声を発するようになり→会話も出来るようになり→食事時間も短くなり→病院食も一部ですが食べれる迄回復(薄味でトロミがゆるいおかずのみ)→病は完治→退院
へ
食べれるようになると爆発的な回復をしますね。
口から食べれるようになる事は最高のリハビリと言うことを再認識させて頂きました。
家族の方曰く言語療法士さんの口のマッサージもかなり効果があったと言っておれました。
↑
見てなかったのが残念です。
まだまだ衝撃編は続く予定ですが???
母と同室の101歳の方は食事も食べれてカロリーメイトもしっかり食べれているので、とても元気になったので、近日中に退院になると思います。
しかし病院の食事食べていません。
と言うか食べれないそうです。
原因はトロミ剤と固さにあるようです。
奥さん(患者さんの娘さん)と奥さんの旦那さんとで
交代で付き添っていますが、
毎食奥さんが自宅に帰り特別食を作り病院へ運んで来ます。
何故そこまでするのか?
病院のトロミ食は固すぎてベットリ感があるので蒸せるからだそうです。
奥さんの作る料理は
5種類から8種類を制作
全て単品です。
ほうれん草/トマト/人参/刺身などを、、、
蜂蜜/牛乳/煮汁など用途別に使い
トロミ剤をほとんど使わずに
ミルサーして喉ごしが良いように裏ごしをして
自分が食べて美味しいと思う加減に仕上げてきています。
病院の栄養課で作れる限界を越えています。
誰でも真似が出来る方法では
無いのかもしれないです。
家族の方の愛情と拘りに改めて衝撃をうけました。
正面を向いて口に水を含んでみて下さい。
その水を飲み込んで下さい。
ゴックンとしませんか?
自分の意志がないと飲み込めない気がします。
では、
同じように水を口に含んで下さい。
その状態で今度はゆっくりと頭を後ろ(喉を伸ばす)へ
水が喉をグッビと通った感覚ありませんか?
自分の意志ではなくて条件反射的に飲み込んだと思います。
燕下能力低下した場合でも
ゴックンが出来なくてもグッビが出来るケースは多い。
グッビが出来る場合。。
流動食の固さ
まとまり具わい
のど越し(つるん)
誤燕しずらい上体と首の角度
など。。
ある一定の条件が整えばスムーズに燕下出来るのでは?と言う事を101歳の方と家族の方に教えて頂きました。
一番何が衝撃だったかと言うと
とろみ剤を使わないでとろみをつけている。とろみを使わないので素材の味が生きる。
介護者が食べて美味しいと言うものを作る。
これには本当に驚きました。
食事介護の方法は有名な先生から
ご指導頂いたそうです。
後日先生のお名前は教えて頂けるそうです。
介護者の方のスキルの高さにも本当に驚きました。
他の方が真似が出来るかと言えば疑問です。
暫くこのお話が出来るくらいの大きな衝撃でした。
tag : 嚥下
今日大きな衝撃をうけました。
101歳で胃ろうを奨められてたけど。。
いろいろと調べ研究され
口から食べれるようになった方の
食事介護を見せて貰った。
衝撃的だった。
数箇所医療の現場の常識を崩す内容だった。
文章では充分に説明出来きないけど。
時間かけて要点だけでも載せたいと思います。
家族の方にはブログの件は伝えさせて貰っています。